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Implantインプラント

インプラントで
食事の楽しみをもう一度! Enjoy your meal again with implants!

インプラント治療は第三の歯と呼ばれており、ブリッジや入れ歯に比べて天然歯に非常に近い噛み心地と見た目を再現できる治療法です。近年では一般の方にも広く認知されてきましたが、「手術が痛そう出怖い」「保険適用できないので費用的に難しい」「本当にしっかり噛めるのか不安」など、敷居が高く感じている方が多いようです。

しかし、歯科医療技術は常に進歩しており、現在では安全で確実なインプラント治療の提供が可能となっています。歯を失ってしまった後にも、しっかりと噛んで楽しみながら食事ができるインプラント治療を、一度ご検討ください。

当院がインプラントに
取り組む理由

しんくら歯科医院では、これまで欠損歯の治療に入れ歯やブリッジを中心に取り扱ってまいりました。入れ歯やブリッジは、外科的な処置を必要とせず、患者さんへの負担が少ない治療であるためです。これらの治療法は、短期間で欠損部分の機能回復が可能です。しかし、残った健康な歯にダメージが加わるなどのデメリットやトラブルもあり、これ以上の進歩が望めないと感じていました。

そういった悩みを抱えていた時に知ったのが、「オッセオインテグレーションインプラント」です。このインプラントは臨床経験が豊富であり、ほとんどの予後の状態が良好であるというメリットがあります。インプラントは整体親和性の高いチタン製のため、埋入後に顎の骨と結合して抜けにくくなります。非常に安定性が高く、天然の歯に極めて近い噛み心地と見た目が得られるのが、大きな特徴です。

当院のインプラントに対する考え方

しんくら歯科医院が治療の基本方針として掲げているのは、歯を失わないために予防メインの診療に注力することです。その一環として、インプラント治療が必要だと考えています。例えば、歯が抜けた部分を放置していると、空白部分に向かって両隣の歯が倒れ込んできます。さらに、欠損歯と向かい合っていた歯が伸びてくるなど、歯列や噛み合わせが悪くなる原因にもなるのです。 このようなトラブルを予防し、より多くの天然歯を残すために、インプラントは役立ちます。もちろん、欠損歯を補う方法には、入れ歯やブリッジなどの選択肢もございます。インプラント治療を押し付けることはございませんので、安心してご相談ください。

インプラント学会所属

患者さんへ安心してインプラント治療を受けて頂きたいと考え、当院長はインプラント学会に所属し、さらに2002年から現在までインプラントに関わる数多くの講習を受けてまいりました。その経験を活かし、他院では対応できないと言われた症例に対しても、安定した治療結果を出せるのが、当院でインプラント治療を受ける上での大きなメリットです。

Treatment 骨や歯周組織が
足りない部分への対応

インプラントは顎の骨に直接埋入することから、骨の厚みや密度、高さが足りないと手術自体を断られることがあります。
当院では足りない骨を補う治療によって、より多くの方へインプラント治療をご提供できる準備を整えています。

  1. GBR(骨再生誘導法)

    GBR(Guided Bone Regeneration)とは、骨の厚みや幅が足りない部分に、骨を作り足すことでインプラント治療が可能な状態にするテクニックです。骨がない部分に人工骨ハイドロキシアパタイトなどのリン酸カルシウム系の材料や、患者さん自身の骨などを用いて、歯槽骨の再生を促していきます。 その他、欠損部分にメンブレンと呼ばれる人工膜を張り、その内側に骨補填材を入れておくことで、一定期間後に骨ができあがる方法もございます。患者さんの状態にもよりますが、一般的には3カ月~6カ月で骨が再生されます。なお、骨造成をしてからインプラント治療を行うか、インプラント治療と同時に骨造成をする2パターンから選択が可能です。

    METHOD
  2. サイナスリフト

    上顎の奥歯の上方には、上顎洞と呼ばれる空洞があります。奥歯の骨が薄くてインプラントの埋入時に上顎洞へ突き抜けると診断された場合、サイナスリフトで骨を補います。

    口の中から上顎洞に近い部分に穴を開け、空洞を覆う膜を丁寧にはがしてできたスペースに、骨補填材などを填入して骨を作る方法です。骨が安定するまで、3カ月~6カ月の間待つ必要があります。

    METHOD
  3. CTG(結合組織移植)

    痩せてしまった歯茎と同じ大きさの組織を、上顎の口蓋からはがして移植するのが、CTG(結合組織移植)です。強い力で歯磨きをしていたり、歯周病によって歯肉が炎症を引き起こしていたりすると、歯茎が健康な状態よりも下がってしまいます。

    場合によっては歯根部分が露出しており、審美的なデメリットがあるだけでなく、せっかく入れたインプラントを早期に失う原因にもなりかねません。CTGで歯肉を補うと同時に、正しい歯磨き方法も身に付けて、インプラントと残った天然歯の長期的な維持に努めましょう。

    METHOD

高度なインプラント治療

当院では、手術を行う歯科医師の技量があるのはもちろん、インプラント治療の経験年数、導入している機材やシステムにもこだわり抜いて、高度な治療をご提供できる用意を整えました。歯科用CTによる精密な診査・診断、術前の治療計画、院内及び手術環境の消毒・滅菌の徹底、空調管理、インプラント治療の熟練度を向上させるためにトレーニングを積むなど、安心・安全な手術のために努力を欠かしておりません。

骨が少ない部分への手術や前歯のインプラント治療は、他のインプラントのケースに比べて多くの知識と技術が必要な難症例です。それらのニーズにも、院内で十分にお応えできる用意がございます。

CT検査で手術時のリスクを回避

精密な診査・診断の上でインプラント手術を行うために欠かせないのが、歯科用CTによる検査です。歯科用CTとは、患者さんの顎顔面を3Dデータとしてコンピュータ上で再現し、インプラントを埋入する歯槽骨の密度や厚み、骨の中を通る神経や血管の位置などを立体的に把握できる検査機器です。

当院では、CTデータを用いることで、インプラントを埋入するべき位置、深さ、角度などを正確に割り出すことが可能です。このような事前準備によって手術時のリスクを徹底して回避し、患者さんに安心・安全なインプラント治療をご提供しています。

定期メインテナンスでインプラントの
長期的維持を目指す

インプラントは人工物なので虫歯にはなりませんが、支えている歯周組織や歯槽骨は、口腔環境の悪化に伴い色々なトラブルが発生します。インプラントは入れたら終わりではなく、天然歯と同じように口腔ケアが欠かせないのです。そのため当院では、患者さんのセルフケアに加えて、定期的なメインテナンスが重要であるとご案内をさせて頂いています。

インプラントのトラブルで最もリスクが高いのは、インプラント周囲炎と呼ばれる病気です。インプラントと歯肉の境目付近に汚れが溜まると、歯茎が炎症を起こします。さらに、歯周病菌によってインプラントを支える歯槽骨が溶けていき、最終的には人工歯根が脱落するという、歯周病とほぼ同じ症状の病気です。インプラント周囲炎は、口内を清潔に保つことで予防ができます。当院ではインプラント治療を受けた全ての方に、歯科医院での定期的なメインテナンスをご利用頂いております。

Treatment 歯が抜けたときの治療法

患者さんが何らかの理由で歯を失った場合、選択肢として「治療をせず放置する」「入れ歯を使う」「ブリッジを入れる」「インプラント治療を受ける」の4パターンが考えられます。こちらの項目では、各選択肢についてご説明させて頂きます。

欠損部分を放置する

歯は何もない空間に動いてくる傾向があるため、歯のない状態が長く続くと、歯並びや噛み合わせが悪くなるというリスクがあります。例えば、今まで噛み合っていた歯がなくなって伸びてきたり、周囲の歯が開いた空間に倒れ込んできたりするのです。また、周囲の歯が虫歯や歯周病になりやすいという問題もあります。

入れ歯

入れ歯とは、患者さん自身で付け外しができる人工の歯で、残っている歯に金属のバネを掛けて固定させます。作製期間が短い、保険が適用できるので費用が抑えられる、歯を削る量が少ないというのが、入れ歯のメリットです。一方、お口に入れると違和感があり、安定性が低くて食事がしにくい可能性があります。負担が掛かっている歯の寿命に悪影響を与えるのも、デメリットの一つとして挙げられます。

ブリッジ

ブリッジは、欠損した両隣の歯の神経を残して削り、それを土台として橋げたのように人工歯を装着する治療方法です。土台の歯へ完全に固定されるため、人工歯を取り外したり洗浄したりする必要はございません。しかし、まだ健康な歯を大きく削らなければならず、土台の歯に欠損した歯の分の負担もかかることから、結果的により多くの歯の寿命を縮めることが考えられます。

インプラント

インプラントは、歯を失った部分にネジに近い形状の人工歯根を埋め込み、その上に人口の歯を被せて見た目と機能を回復する治療方法です。安定感が非常に高く、お煎餅のような硬い物や、タコなどの軟性のある食べ物も、しっかりと噛んで味わうことができます。自由診療で費用が高額になることや、外科処置を必要とすることが、インプラントのデメリットです。

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